山と植物達

今年に入ってから、山にはあちこちよく登っている。
自分一人でも行くし、新座山の会の仲間が関東近辺のいろんな山を教えてくれる。
おかげで、安全にそして童心に帰って自然を楽しむことができている。
山歩きが充実した日は、身も心も潤って日々の生活に張りが出る。
山、そして自然は私にとってオアシスだ。自然がそこにあって、その自然について教えてくれ楽しさを共有してくれる人達がいて、
人間はやはり一人では生きていない、自分を取り囲む生き物・自然があり、人々に支えられながら生きている。
山を通してそいういうことを感じる。ウンチクはこの辺にしておいて、今回は春に登った山とそこで見た美しい植物達を紹介したいと思う。

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4月には山梨県の岩殿山へ。

まだ芽が出たての新緑の中、澄んだ空気を吸いながら登った。
左上から青ダモ、空木(ウツギ)、ツクバネ空木、馬酔木(アセビ)、深山(ミヤマ)シキミ、耳型天南星(ミミガタテンナンショウ)そして在来種の十二単(ジュウニヒトエ)。
最近知ったことなのだけど、空木の木は様々な種類があるらしく下の写真はただの空木。
その他最近教えてもらったものだけでもマルバ空木、額空木(ガクウツギ)、ツクバネウツギなどがあり
全部は調べていないけど、他にもいくつかあるのだと思う。

青ダモ
青ダモ
空木
空木(ウツギ)

 

馬酔木
馬酔木(アセビ)
深山シキミ
深山シキミ(ミヤマシキミ)

 

耳型天南星
耳型天南星(ミミガタテンナンショウ)
十二単
十二単(ジュウニヒトエ)
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4月は青梅丘陵にも一人で行ってきた。

天気も良く、山行日和だった。

花植物を見ながら、あっちに行ったりこっちに行ったり気ままに歩く。
一人は気楽でいいのだけど、私は寄り道が好きなので一人で歩いているとコースタイム通りの時間では歩けない。
気がつくとあっという間に時間だけが過ぎて、途中から慌てて歩くことになる。
思い返してみると、私の人生そういうことが多いな。
多分人よりもかなりゆっくりなペースで生きているんだと思う。
だけど、そのことは悪いことだとは思わない。

誰かと一緒に過ごしている時は、相手のペースに合わせることが必要だけど、自分一人の時は一人の時間、自分のペースを楽しむ。

私はよくぼんやりしていると言われるけど、それは思い出したり、空想したり、考えたり、無駄な時間と言われてしまえばそれまでだけど、私にとっては頭を整理してリフレッシュしている時間でもある。

ボーッとしたり、考えたり、時々景色を眺めたり、花や植物を観察したりそういう時間が楽しい。

三ツ葉あけび
西洋十二単(セイヨウジュウニヒトエ)
青梅丘陵からの眺め
青梅丘陵からの眺め
シャガ

 

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5月には吾野駅から出発し、スルギ尾根から子の権現、そして西吾野へと降りるコース。

雨が降っていたけど、雨の山も幻想的ですごく素敵だった。
下の写真は額空木。雨に濡れて美しく光っている。

額空木(ガクウツギ)
額空木(ガクウツギ)
二人静(ふたりしずか)
二人静(ふたりしずか)
立浪草(タツナミソウ)
藪てまり(ヤブテマリ)
藪てまり(ヤブテマリ)

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